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音ゲーのスランプについて

昼間twiterでちょっと話題になっていたので発狂皆伝を取るまでに出会ったスランプと、その脱却方法について、自己理論を書いてみる。そもそも論として、音ゲー自体個人差の塊であるからして、その脱却方法に至っても個人差で構成されているわけなので、あくまで一つの理論として記載する。

脱却方法へ至る前に
スランプについて書く前に、自分なりの地力の概念について、記載する。(実際は他人の受け売りであるし、いくらでもこんな概念は出てくると思う。)
くっそ汚い図になるが、だいたい以下に示す感じである。
ここでいう地力上限は、認識ギリギリの難易度を誤魔化し含めて、ゲージを残す力、地力下限は、はっきりと認識して、全部叩き切れる力と定義する。白い範囲はその間で、まぁ叩けるがポロポロミスは出るという感じになる。
私自身、スコア力がどのゲームでもそこまでないので、スコアも含めて良いのかは定かではないが、個人的には、スコア力もこの上下限が適応できると考える。すなわち、物凄く集中して光らせることができる難易度帯をスコア地力上限、たいして集中力を割かなくても光らせることができるものをスコア地力下限と定義している。白い範囲は、同様に、それなりに光って、一部光らない時もある程度である。

注意してほしいのが、この地力、特に上限はその日の調子によって簡単にブレることである。
さらに言うと、上限の上限に到達できるのはその日一日のほんの数分しかなく、

翌日にはこうなっていることはざらにあり、何なら下限も低下することもよくある。といっても下限の下限が下がることはそうはなく、青い範囲が小さくなったりする程度ではある。

スランプだと思う前に
スランプ脱却方法と最初に明記したのに、こんなことを書くのもあれだが、そもそもスランプに陥っているのかどうかを、地力概念を見てからもう一度考えた方が良い。
例えば、1週間前にギリギリクリアできた譜面が再クリアできないというものは、たまたま地力上限の範囲が上に伸びていて、その中にクリアできた譜面が入り込んだだけ、というだけなのかもしれない。すなわち、ただ調子が悪いだけである。
1週間やそこらで、図でいう白い範囲に前の上限が収まることはまぁないだろう。
下限についても似たようなことが言えるが省略する。
私自身、一度好調子の時に出たハイスコアや、クリアランプを再度出すのに必要な時期は、発狂BMS後期では3~4ヵ月は見積もっていた。伸びやすい低難易度帯をやっている時期はそんなことないだろうが、それなりに上手くなってくると、やはり地力の上限を延ばすのには時間がかかる。

何が言いたいかというと、スランプに陥ったと判断して対策を立てるのは、2週間くらい継続して練習しているのに、前明らかにできたことできなかったりだとかした時に限った方が精神衛生上良い。

とりあえずダメダメだった時は、今日は調子悪かったわ~とか適当に考え、帰って寝て、何日か空け、疲労を取ってベストコンディションな状態でもう一度やってみてから判断してみてほしい。大抵はそれでなんとかなったりする。
高難易度の音ゲーはスポーツみたいなものなので、睡眠不足、倦怠感、空腹など一般的にスタミナ不足のような状態ではとてもじゃないが上限のパフォーマンスを発揮することはできないので、その辺を一回調整してみてからリトライしてみた方が良い。

スランプに陥った時

スランプの原因について考える
ここから本格的にスランプに陥った時の対策について書く。
とりあえずはクリア地力について記載する。スコアについても同様のことがいえると思うが面倒なので省略する。
2週間くらい練習してるのに、全く上手くならず、前できていたことができないのは確かにスランプである。

まず最初に考え付くのが、練習方法が違うということである。

地力が伸びづらい腕前まで上がってくると、ちゃんと上下限に対応した練習をしないと普通に腕前は伸びるどころか落ちてくる。
極端な例を出すと、SDVXでLv20をクリアしたいのに、やっていることがLv9~12くらいのUC埋めがメインで、一日の終わりくらいにちょろっと20を触って帰るだけのようなことである。
BMSでいうと、エアゴをイージーしたいのに、一日の終わりにエアゴをやるだけで、その他は★1~★5くらいのAAA埋めやフルコン埋めをしている等である。
これでは下限の下限が伸びるだけで、上限はまず伸びない。
赤い範囲を延ばしたい(地力上限)なら、赤い範囲の上端の練習をすべきであり、青い範囲を延ばしたい(地力下限)なら、青い範囲の上端の練習をするのが定石である。
よってLv20がクリアしたいのなら、それ相当の譜面をひたすらやるのが良いし、エアゴイージーしたいならエアゴ周辺の難易度帯をひたすらやるのが良い。

もちろん上限の上限に取り組むのは相当の集中力を要するため、なかなかできることではないが、赤い範囲の下端を上げても、上端は上がっていくため、とにかく赤い範囲内の曲をぶん回すのが次善である。当然最上端を集中してやり続けるのが最効率である。
この地力上限範囲の把握がなかなか難しいのだが、SDVXでいえば、全部噛み合えばクリアできるレベルが上端であろう。発Bでいえば重発狂系で、ゲージが地を這わない時があるくらいが適正である。スコアでいえば、集中して発狂を光らせ、それが全部噛み合えば伸びる程度が良いと思う。
注意してほしいのが、スランプを脱却したい時は、ただ漫然と上限譜面をやるのではなく、地力上限の部分を叩くときは、何かしら見ようと集中する意識がなければだめである。そうでなければ「適当にべちゃべちゃ押したらなんかゲージ残ったわラッキーw」程度の練習しかできず、上限が伸びることはあまりない。打鍵音が綺麗に叩き切れた程度でも良いので、自分が叩けたと判断できる基準を何かしら持つようにしよう。

この辺のことは当たり前のことであるのだが。
ただ、上手くなりて~~~と言いながら、ちゃんと上手くなりたい分野の練習をしていない、もしくは漫然と練習している人は結構な数見かける気もする。
まぁ、こういった練習は部活かよwってなってしまうので向き不向きはあると思う。
上手くなれなくてイライラするタイプの人にはお勧めである。
楽しくやって上手くなりてーんだよって人は地力の下限を上限の位置まで気長に上げるのが良いと思う。個人的には効率が落ちるのであまり好みではないが・・

それでも・・
そんなことやってるのに上手くならねーんだよハゲという意見が出ると思う。
実際st4~st5やっているときは私もそんな感じだった。
こういうのはやっている譜面が上限地力をオーバーしており、自分ができる範囲に収まっていないのである。
どうすればよいのかというと、私自身CSでしかこの脱却方法をやっていないので、ACでの明確な対処方法が挙げにくいのが難点であるが、「上限譜面をちょっと遅くする」、すなわちfreq式練習が最適である。
BPM180は押せるけど200は押せないというのなら、200をギリギリ押せる速度まで落とし(すなわち地力上端付近に持ってくる)、押せるようになったら1~5ずつBPMを上げていくという方法である。これをしばらくやってると大抵は脱却できた。
ACの場合は下限を上げればなんとかなるのだろうが、これについては明確な答えがあまり出せていない。というかACで上限が地力範囲をオーバーしたことがないのでよくわからないのが答えである。

総括
適当にまとめると、
・まずそれは調子が悪いだけなのでは?本当にスランプなのかを考える。
・昔たまたま上手くいったことは、再現するのは実は難しく、再現したいなら地力上限範囲からその難易度帯を追い出す。
・ちゃんと伸ばしたい地力にあった練習をしているか
の3点が大事である。

BMSで★20が上手くなりたいなら★20相当の譜面をメインでプレイするべきであるし、SDVXで19が上手くなりたいなら、19だけをノックすべきである。ノックしても上手くならないのなら、それが地力に合っていないので、ちょっと上限を落とした譜面をノックして考えてみてくださいというのが答えである。また、それだけやっていても上限範囲の下の方になってくるため効率が悪くなるので、さらに上の難易度帯に挑戦し続けるのがセオリーである。妥協したらそこが地力限界である。

なんか途中から適当になっているので何か意見があったらコメントください。
考えて対応します。


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